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今月のガーデニング

2022年09月01日

兼近大樹「むき出し」を読んで

EXITのかねちーの本です。

兼近大樹「むき出し」を読んで


チャラいキャラだけど、

貧困家庭で育ち逮捕された時に読んだ

又吉の本から、人生を変えたことは知ってたから

時々YouTube見てました。


この前の24時間テレビ見て、今度は書いた本を読みたくなったんです。

(お母さんの気持ち。)

一晩で読み切ったけど、なかなかハードな内容でした。

フィクションだけど、ほぼ自叙伝と言っていいでしょうね。

読み終えた後で、24時間TVでマラソンしてる姿を見ると

あの笑顔がまったく違って見える!

最後ちょっとだけ涙拭いてたけど

かねちーは100キロ走った位では

泣けない位の人生だった。


文中では、泣くシーンが印象的。

悲しいというより

怒りや苛立ち、自暴自棄で泣いていた彼が、

後悔懺悔そして感謝の涙を流すようになっていく。

兼近大樹「むき出し」を読んで

カバーを取ると、表紙とは真逆に銀色。

育って来た北海道の雪のように白いものがちらついている。

心の中を表しているのかな。。

スナックで働いていたお母さんと

寒い夜帰っていく場面が映画の1シーンみたいだった。


かねちーは、

蜘蛛の糸を手繰って上ることができた人。

カンダタの糸が切られてしまったのは、

最後に自分だけが助かろうとしたから?


どこかに他の人を思う気持ちを残していたから上ってこれたのか。。

きっとそうあってほしいと思った。



1冊の本が人生を変えるきっかけを作った。

いろんな世代の人に読んでももらいたい本です。




Posted by ダイアン at 18:39│Comments(0)
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